保育士として働くなら子育てからの復帰はむしろチャンス

保育士の仕事

保育士は保育所や児童福祉施設で主に0歳から6歳までの小学校に入るまでの子供たちを預かり保育する仕事です。子供を心身ともに保護をするだけではなく、一緒に遊んだり会話をしながら子供を育てていくことも大切な仕事内容になります。具体的な仕事内容としては預かっている子供の観察はもちろんですが、危険のないように子供がいる環境を整備したり保護者へのアドバイスや報告になります。保護者は大切な子供を預けていますので、安心して仕事ができるように適切な報告ができなければなりません。
保育士は保育園だけで活躍する仕事ではなく、保育士の職場は保育園以外にも乳児院や児童養護施設などもあります。乳児院は親族や保護者のいない子供や子供を育てていくことが難しくなってしまった理由から2歳未満の預けられた乳幼児を育てていく施設です。乳児院では保護者と同じような役割が求められますので、おむつの交換やミルクを飲ませるなどの育児に近い仕事となります。保育園と違うのは乳児院で生活をしていくことになるためお迎えなどがなく、乳幼児が安全に過ごせるように生活を考えていくことが大切です。
児童養護施設は乳児以外の18歳までの児童が入所している施設です。保護者がいないというだけではなく親から虐待を受けて親と引き離されている子供もいます。そのため心に傷を持つ子供もいるため、十分に気を使って接していくことが求められます。児童養護施設での仕事内容には遊びの指導を含めた保育園と同様の仕事内容があります。

ブランク明けでも復帰しやすい

待機児童を解消するためには保育所を増やす必要がありますが、その保育所で働く保育士の数が足りていないと問題になっているため、現在保育士の需要はとても高くなっています。実際に保育士の求人は転職サイトなどにも多くの数が載っているほどです。また現存している保育所でも保育士の数が足りなくなるなど、人手不足が顕著になっているためブランク明けでも経験を持つ人であれば欲しいと考える施設が多いです。そのためブランク明けでも求人に困ることなく仕事に復帰しやすいということが言えます。
そして保育士の仕事は何より子供を見守ることですので、出産を経て自身の子供がいるのであればなおさら強いアピールポイントとなります。保育園に預ける保護者も実際に子供を持つ保育士の方が安心できるはずです。そのため育休や産休明けなどのブランクを持っていても仕事に復帰しやすいということが言えます。